500 hPa 面の、高度分布と渦度分布の予想図です。プレミアム会員のみ閲覧いただけます。
●予報期間、予報時間の間隔、更新時間は以下の通りです。
- 予報期間 :予報計算の初期時刻~264時間先(11日先)まで
- 予報時間間隔:予報計算の初期時刻~84時間先までは3時間毎、90時間先~264時間先までは6時間毎
- 更新時間 :4時ごろ、16時ごろになります。なお、132時間先までの情報は 7時頃、19時頃にも更新されます。
※予報の初期時刻の記事も併せてご確認ください。
【高度】
黒い実線は、500 hPa 面となる地表面からの距離(高さ)が等しい地点を結んでおり、等高度線と呼称されます。
高度が高い所から低い所に張り出した部分を尾根(リッジ)、低い所から高い所へ張り出した部分を谷(トラフ)と呼び、尾根の進行前面で天気が良くなる傾向があり、谷の進行前面で天気が悪化する傾向があります。
【渦度】
カラーは、渦度強度を表します。色分けの目安は、図の左下の凡例を参照ください。
正の渦度は、低気圧擾乱の指標となり、強い正の渦度が接近するときに(正渦度移流域で)中・上層で上昇気流が強まります。 このとき、下層や中層に水蒸気量の多い空気が存在し、下層や中層から上昇気流が起きていれば、上層にまで上昇気流が達して、積乱雲が発生する可能性が高まりますが、下層や中層の水蒸気量が少なく、上昇気流が上層のみで発生しているときには、上層雲や中層雲が広がるだけで高曇りや薄曇りにはなるものの、天気の大きな崩れにはつながらないこともあります。
なお、高度・渦度予想図は気象庁の数値予報の計算結果を図に描いたものです。ヤマテン独自の計算結果に基づく図ではございませんので、ご注意ください。
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