気温と風の予想図です。プレミアム会員のみ閲覧いただけます。
850hPa面(高度約1,500m)、700hPa面(高度約3,000m)、500hPa面(高度約5,500m)の状態が確認できます。
●予報期間、予報時間の間隔、更新時間は以下の通りです。
- 予報期間 :予報計算の初期時刻~264時間先(11日先)まで
- 予報時間間隔:予報計算の初期時刻~84時間先までは3時間毎、90時間先~264時間先までは6時間毎
- 更新時間 :4時ごろ、16時ごろになります。なお、132時間先までの情報は 7時頃、19時頃にも更新されます。
※予報の初期時刻の記事も併せてご確認ください。
<850hPa面>
<700hPa面>
<500hPa面>
【気温】
黒い実線は、各気圧面(850 hPa, 700 hPa, 500 hPa)において、気温が等しい地点を結んでおり、等温線と呼称されます。
●目的の山で想定される気温
目的とする山の標高が 1,500m程度のときは、 850hPa 面の気温を参考にしてください。3,000m程度のときは、 700hPa 面の気温を参考にしてください。
地球の空気には、地表面から高度が増加するにつれて、気温が低下する性質があります。一般に、100m標高が高くなると、0.6℃前後気温が低くなります。
目的とする山の標高が、1,500mや3,000mでない場合は、補正計算をしましょう。例えば、標高 1,300mの山の場合は、850 hPa(高度1,500m)の気温予想に比べて、1.2℃前後高くなることが想定されます。
●降水による気温の低下
雨や雪が想定されているときは、予想図の気温より1~2℃低めになることがあります。降水が予想されているときに3℃以下の場合、雪が混じる恐れがあり、0℃以下だと積雪を伴う降雪になることが多くなります。
●朝晩の冷え込みや日中の昇温
朝晩の放射冷却による冷え込みや、日射による日中の昇温は考慮されておりません。
●500hPaの気温は重要な指標です。
冬季の大雪、夏季の雷を予想するのに重要な指標です。
【風】
各気圧面(850 hPa, 700 hPa, 500 hPa)において、風向と風速が矢羽で表示されています。
矢羽の見方は以下の図を参照してください。
なお、気温・風予想図は気象庁の数値予報の計算結果を図に描いたものです。ヤマテン独自の計算結果に基づく図ではございませんので、ご注意ください。
よろしければ、該当ページ(下記の専門天気図)にアクセスして閲覧・操作をお試しください。(「山の天気予報」へのログインが必要です)
「山の天気予報」専門天気図